削除対象のデータが大量にあり、データを一括削除したい際に利用できる機能です。
<aside> 💡 本機能の利用には、GovTech Express バージョン3.206以上のインストールが必要です
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本機能を利用するには事前に削除対象のオブジェクトに数式項目を追加する必要があります。
数式項目の作成方法は上のマニュアル動画で解説しております。
<aside> 💡 オススメ数式 対象のオブジェクトのすべてのレコードを削除したいとき DATEVALUE(CreatedDate) <= TODAY()
今日作成したレコードのみを削除したいとき DATEVALUE(CreatedDate) = TODAY()
昨日作成したレコードのみを削除したいとき DATEVALUE(CreatedDate) = TODAY() -1
レコードタイプIDが◯◯に該当するとき(レコードタイプIDの値についてはこのページ一番下のスクリーンショットを参考にしてください) RecordTypeId=’◯◯’
施設の例外的予約枠のレコードを削除する場合において、施設のレコードタイプIDによってレコードを絞り込むとき
govtech__facility__r.Id =’◯◯’
ある時間に作成されたレコードを指定したいとき(下記は2023年5月29日7時43分00秒〜44分00秒の間に作成されたレコード) CreatedDate >=DATETIMEVALUE("2023-05-29 07:43:00")-9/24 && CreatedDate <=DATETIMEVALUE("2023-05-29 07:44:00")-9/24
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⚠️削除用の項目名は必ず小文字のみにする必要があります(大文字が入ると実行時にエラーになります)
参考:‣
権限セットグループ「システム管理者用」がユーザに付与されていることを確認する
設定>ユーザから、今回削除を実行するユーザをクリック
「権限セットグループの割り当て」にカーソルを当てて、「システム管理者用」が表示されることを確認する(下図参照)。もし表示されない場合は、「割り当ての編集」をクリックして、付与を行う
削除の実行
アプリケーションランチャー(画面左上の9つの点からなるアイコン)をクリックして、「データの一括削除」と検索してクリック。
機能概要をよく読み、削除対象のオブジェクトと削除対象データを抽出するための条件を設定する。
削除実行ボタンを押すと、確認メッセージが表示されるので、問題がなければ「OK」をクリックする。その後、以下のような画面が表示される
設定>環境>ジョブ>一括データ読み込みジョブへと移動して、削除状況を確認する。
上記の画面で「処理中」から「過去7日間で完了済み」に該当ジョブが移動したら、無事に削除が完了している。
レコードタイプIDについて(数式項目を作成する際は、項目名は任意の値を入れてください)
なお、Salesforceの仕様により、数式を作る際のレコードタイプIDは前半15桁、フローで使用する際のレコードタイプは18桁となっているためご留意ください。