概要

受信設定などで使用しているセグメントの選択肢を、運用開始後に変更する場合の手順を説明します

(例:受信設定のセグメント再編、区分名の変更、選択肢の統合・追加)。運用中の選択肢の変更は、既存レコードや配信テンプレートに影響するため、慎重に作業してください。

選択肢の変更は、変更後の値を「新規」で作成し、「置換」で旧値の登録者を付け替える方法で行います。「置換」は、指定した値を別の値へ、既存の全レコードまとめて付け替える標準機能です。

<aside> ⚠️

値の「編集」でラベルやAPI参照名を書き換える方法は使いません。回答レコードには値のAPI参照名が保存されており、書き換えると既存データがどの選択肢とも一致しなくなるため、データ破損につながる恐れがあります

</aside>

<aside> ⚠️

変更対象の選択肢を、メッセージ配信のテンプレートで使用している場合は特に注意してください。テンプレートで使用中の選択肢を削除したり、別の選択肢に統合したりすると、テンプレートが正しく動作しなくなります。作業前に対象のテンプレートを確認し、使用中の選択肢は削除・統合の対象に含めないようにしてください。

</aside>

本マニュアルのサンプル例

選択肢A・B・Cの複数選択リスト「【テスト】カテゴリー」(test_category__c)を、次のとおり変更する例で説明します。レコードにはA;B;Cが保存されている状態から開始します。

変更前 変更後 内容
A A 変更なし
B XX XXへ置換し、Bは廃止
C YY YYへ置換し、Cは廃止
(なし) ZZ 新規追加

作業手順

1 事前準備

  1. バックアップ用のレポートを作成し、作業時点のデータをCSVで出力しておきます。

    基本的には手順どおりに進めれば問題はありませんが、操作ミスなどにより既存レコードの選択肢の値が消えてしまうなどのトラブルに備えるためです。作業時点のデータをCSVで保存しておけば、万が一の際にインポートし直すことで、作業前の状態に戻すことができます。

    レポートを作成する

    インポート

  2. アンケートの受付を停止します。

    作業中にアンケートに回答されると、選択肢の変更作業と競合してデータ不整合の原因になるため、メンテナンス期間として、対象アンケートの「受付中」チェックを外すなどの対応を行ってください。受付停止期間は、作業量にもよりますがおおむね1時間程度が想定されます。

2 値の変更

  1. 設定>オブジェクトマネージャ>保存先オブジェクト(例:アンケートの回答)>項目とリレーション>対象項目 を開きます。

    項目の設定情報

    スクリーンショット 2026-07-22 14.31.38.png

    「値」セクションで、変更前の選択肢を確認します。値とAPI参照名が表示されています。

    変更前の値一覧

    変更前の値一覧

    変更前の値一覧

    このとき、レコードには変更前の値(A;B;C)が保存されています。

    変更前のレコード例

    変更前のレコード

    変更前のレコード

  2. 「値」セクションの「新規」をクリックし、変更後の値を1行に1つずつ入力して保存します。置換の前に、付け替え先となる値をすべて作成しておきます(例:XX・YY・ZZ)。

    値の新規追加

    値の新規追加

    値の新規追加

    保存すると、値の一覧に追加されます。

    追加後の値一覧

    追加後の値一覧

    追加後の値一覧

  3. 「置換」をクリックし、「現在の値」に旧値、「置換後の値」に新しい値を指定して実行します(例:B→XX)。

    置換の設定

    置換の設定

    置換の設定

    置換はバックグラウンドジョブで実行され、完了するとメールで通知されます。通知を確認してから、次の置換(例:C→YY)を同様に実行します。

    置換ジョブの受付

    置換ジョブの受付

    置換ジョブの受付

    置換が完了すると、レコードの値が自動で付け替わります(例:A;B;C → A;XX;YY)。

    実行前に置換元の値の件数をレポート等で控え、実行後に「置換元=0件」になったことを確認すると、作業結果がわかりやすいです。

    置換後のレコード

    置換後のレコード

    置換後のレコード

    💡 2つの選択肢を1つにまとめる場合は、それぞれの旧値を同じ値へ置換します。両方を選んでいたレコードは、1つに集約されます。

  4. 空になった旧値の「無効化」をクリックします。確認メッセージが表示されたら「OK」をクリックします。

    無効化の確認

    無効化の確認

    無効化の確認

    無効化した値は「無効な値」セクションへ移り、アンケートの選択肢に表示されなくなります(例:B・C)。

    無効化後の値一覧

    無効化後の値一覧

    無効化後の値一覧

  5. 「並び替え」で表示順を整えます。