概要

「受信設定」や「誕生日」など、初回設定後はヒアリング不要なケースに利用します。制限する方法は下記の2種類が存在します。

アンケートオブジェクトの「回答は一回のみ」

アンケートレベルで設定が有効の場合は、対象のアンケートに一度のみ答える事が可能です。回答済みのアンケートが起動された際にはすでに回答済みの旨が表示されます。 ※アンケートの「回答追加モード」が追加・更新のどちらでも動作します。

image.png

ユースケース

市民アンケート(満足度調査)など、市の施策に関する市民満足度調査を実施する際に 「回答は一回のみ」機能を有効にすることで、各市民が一度だけ回答できるようになります。 これにより、同一人物による複数回答を制御することが可能です。

アンケートの質問オブジェクトの「回答は一回のみ」

アンケートの質問レベルで設定が有効の場合は、対象のアンケートの質問がスキップされます。 ※アンケートの「回答追加モード」が更新の場合にのみ動作します。

※初回設定等を想定とした機能であるため、追加での利用は想定されていません。追加で設定された際にはスキップされません。

image.png

ユースケース

施設予約の初回(利用者の基本情報)登録アンケートなど、 2回目以降の回答する際に1回目の回答から変更の可能性が低い項目(『生年月日』など)にチェックを入れることで質問をスキップすることが可能です。 これにより、利用者の手続き時間が短縮されることと不要な情報の再入力を防ぐことで、ヒューマンエラーのリスクを低減できます。

留意事項

<aside> ⚠️

保存されたレコードにアンケートオブジェクトの参照項目(govtech__survey__cまたはsurvey__c)にて

該当アンケートと一致するデータがあるかで判定されます

※アンケートをコピーした場合は、別のアンケートとして判定されるため全く同じ質問であっても、再度ヒアリングされます。

</aside>

<aside> ⚠️

アンケートのスキルに「spot_register」を使用する場合、アンケートオブジェクトの「回答は一回のみ」の機能は使用することができません。 アンケートからスポットを作成する

</aside>