権限設定は通常権限設定 で対応しますが、通報の事象種別が多い場合など、共有ルールの条件の管理が煩雑になる場合は、フローを利用してレコードの所有者を変更するとスムーズです。ここでは通報を例に解説します。
※アンケートの所有者に閲覧権限を付与するパターンは、保存先オブジェクトのレコードへ閲覧権限を付与するフローの設定方法 を参照
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例えば、こんな時に使えます。
事象種別の所有者を担当課にしている場合は、所有者をそのまま適用します。
フロー概要: レコードトリガーフローで、通報レコードが作成された時、そのレコードの所有者を変更
設定項目 | 内容 |
---|---|
OwnerId | |
(所有者ID) | {!$Record.govtech__incident_category__r.OwnerId} |
(事象種別の所有者ID) |
事象種別ごとにアンケートを分けている場合や、アンケートに設定した「担当課」を、通報の所有者として設定します。
質問に、テキスト項目「担当課」(ここでは section__c に設定)を追加する
※アンケートはサンプルのため、通報 をインストールした状態に担当課を追加しています。事象種別ごとに条件分けして「担当課」を適用する場合は、事象種別の質問の後に担当課の質問を追加してください。
「担当課」にはテキストで課名を設定(参考:自動的に回答を入れる(適用) )