給付金の申請などで、データベースの名簿を参照している場合に、1度申請で使われたデータベースレコードを参照できないようにする方法です。
これにより、同じ人の申請を2つ以上受け付けるのを防ぐことができます。
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例えば、こんな時に使えます。
設定>フロー の画面で「新規フロー」をクリックします。
「最初から開始」を選択して次へをクリックします。
「レコードトリガフロー」を選択して次へをクリックします。
フローの起動条件を設定します。 今回は、給付金アンケート(レコードID:a0OJ1000000HW9mMAG)を回答したことをトリガーとすることにします。この要件を満たすエントリ条件は下記の通りです。
項目 | 入力内容 | 備考 |
---|---|---|
オブジェクト | 申請 | |
トリガーを選択 | レコードが作成された | |
エントリ条件 | アンケート項目がa0OJ1000000HW9mMAGの場合 | レコードIDについては下記を参照レコードIDの取得方法について |
フローを最適化 | アクションと関連レコード |
開始の要素の次に、「レコードの更新」要素を追加します。
表示ラベル、API参照名、オブジェクト、絞り込み要件を入力します。
項目 | 入力内容 | 備考 |
---|---|---|
オブジェクト | データベース | 更新したいレコードはデータベースオブジェクトにあるため |
データベースレコードを絞り込み | Idが$Record>宛名番号(アンケート内でデータベースを参照した項目>Id に一致したレコード | データベースオブジェクトのレコードのうち、Id(カスタムオブジェクトID)の値がトリガーレコード(申請レコード)で参照したデータベースレコードのIdと一致したレコードを取得する |
絞り込み要件の「値」の選択方法は以下の手順です。
$Recordを選択します。
次に、アンケートでデータベースを参照する時に使用した項目を選択します。
最後に、Idを選択します。
「データベースの項目値をレコードに設定」の項目には、今回チェックを外したいデータベースレコードの項目を選択します。値は「False」を選択します。(Falseだとチェックが外れ、Trueだとチェックが入ります。)
ここまでで、フローの設定は完了です。 右上の青い「保存」ボタンをクリックして、フローの名称を設定します。