概要
フローを作成するときは、やみくもに手を動かすのではなく全体設計をあらかじめ行うことが重要です。
作成を行う前に必ず以下のポイントを踏まえて作成をお願いします。
ポイント1 実現させたいことの整理
フローを使って実現したいことを具体的に記載します。
- フォローアップの回答依頼に対して返信があったら担当課にメールを送りたい
- QRコードを読み込んでポイントが100ポイントに達したらリワードメッセージを送りたい
- 申請件数が10件に達したら〇〇アンケートを締め切りたい
ポイント2 作業ベースへの落とし込み
実現させたいことが決まったら、フローで実現する上でどのような設定をすれば実現できるかを要素ごとに整理します。
この作業を行うことがスムーズにフローを作成するためのポイントになります。
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フォローアップの回答依頼に対して返信があったら担当課にメールを送りたい
↓
- フォローアップオブジェクトにレコードが作成されたことをトリガーとする
- 条件はフォローアップレコードのレコードタイプが「メッセージ」かつ送信元が「利用者」
- メールアラートを送信アクションを選択(対象のメールアラートは事前に作成)
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QRコードを読み込んでポイントが100ポイントに達したらリワードメッセージを送りたい
↓
- アンケートの回答オブジェクトが更新されたことをトリガーとする
- 条件は累積ポイントの項目の数値が100以上になったとき
- フォローアップレコードを新規作成
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申請件数が10件に達したら〇〇アンケートを締め切りたい
↓
- 申請オブジェクトにレコードが作成されたことをトリガーとする
- 条件は申請レコードのアンケート項目が〇〇アンケートの場合
- 申請オブジェクトの中から以下の条件のレコードを取得する
- 条件は申請レコードのアンケート項目が〇〇アンケート かつ 状態が取消以外
- 取得件数は全件
- 条件に当てはまったレコードの件数を変数xに割り当てを行う
- 決定要素で条件分岐を行う
- xが10以上だった場合は〇〇アンケートの「受付中」項目のチェックを外す
ポイント3 フローの作成
ポイント2でまとめた作業を元にフローを作成します。