施設の予約において、アンケートの回答を予約者のIDとして設定できる機能です。
通常、予約者IDはLINE User IDとなり、重複予約や最大予約数の制御もLINE User IDを基準に行われます。しかし、一時保育やワクチンの予約では、1人のLINEユーザーが子供や高齢者の代理で予約するケースがあります。
この機能を利用すると、予約者IDをLINE User IDではなく対象者ごとの任意の項目に設定でき、重複予約や最大予約数を本来の対象者単位で制御できます。
回答方式「予約枠」の以下項目で設定します。
予約者IDとする質問(必須) | 予約者を一意に識別するための値をヒアリングした質問を指定します。 |
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予約者IDの項目(任意) | 予約オブジェクトの中で予約者IDの値が保存される項目のAPI名を指定します。 |
「予約者IDとする質問」を設定している場合にはこの項目が自動適用されます。 |
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このページでは、一時保育の予約において、予約者IDとしてLINE User IDではなく「児童の氏名」を使用し、児童ごとに予約を制限する方法をご紹介します。
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予約者IDとして利用したい「児童の氏名」を登録するアンケートを作成します。 今回の場合、「児童の氏名」のほかに「保護者の氏名」を質問するように作成しました。
「ぼっと 太郎」「ぼっと 花子」の2名の子どもがいるという想定で利用者登録を行いました。 氏名(保護者名)とLINE User IDは同じ内容で登録がされています。
予約対象となる一時保育施設を施設オブジェクトに作成します。 児童ごとに制御したい内容を設定してください。