通常、そのレコードの作成者については自分自身でレコードを削除することが可能です。
しかし、特定のユーザは、自身が作成者だったとしてもレコードを削除させたくないという場合には、権限の変更で削除権限を消すことが可能です。
行うことは、権限セットグループの作成のみです。
<aside> 🔥
考え方
既存の権限セットグループに対して特定の機能を無効にしてしまうと、その権限セットグループが割り当てられている他のユーザーにも影響があります。
そのため、既存の権限セットグループと同じ権限セットが割り当てられた権限セットグループを新規に作成し、
そのグループから特定の権限を無効(ミュート)にすると、無効にした機能が使用できない権限セットグループを作成することができます。
権限を制限したいユーザーにもともと割り当てられている権限グループと作成した権限セットグループを入れ替えることで、今回の課題を解決します。
今回のテーマになっているレコードの削除権限だけでなく、参照権限やオブジェクトのタブを非表示にするなど、多様な制限をかけることが可能となります。
</aside>
<aside> 💡 システム管理者が操作する必要があります
</aside>
今回は下記のケースの場合の設定方法を説明します。