参照回答方式では、参照先のオブジェクトに保存されたレコードのリストをユーザに表示することができます。このとき、参照先のオブジェクトに階層構造が設定されている場合は(例:施設や事象種別など)、以下の設定を行うことでこの構造を利用してユーザにヒアリングをおこなうことができます。
例えば本設定を行うことで銀行名(階層1)を選択した後に支店名(階層2)を選択する、という質問を作成することができます。
「アンケートの質問」を作成して回答方式を「参照」に設定し、追加された下記3つの項目を設定します。
項目 | 説明 |
---|---|
親レコードを参照する項目 | 参照先オブジェクトで親レコードを参照する項目のAPI名を指定。参照先レコードで階層構造を有効化する場合に設定します。 |
子レコードをヒアリングするメッセージの項目 | 参照先で階層構造が有効な場合に、参照先オブジェクトのおいて子レコードをヒアリングするためのメッセージテキストが保存されている項目のAPI名を指定します。 |
親レコードの継承を判定する項目 | 階層構造が有効な場合に子レコードが親レコードの設定を継承するかどうかを判定するためのチェックボックス項目のAPI名を指定します。空の場合は継承しません。 |
データベースオブジェクトに下記の3つの項目を作成します。
項目名(任意の名称) | データ型 | 用途 |
---|---|---|
親銀行 | 参照(参照先:データベース) | 支店と銀行名を紐づける項目 |
子レコードメッセージ | テキスト | 支店名をヒアリングする際に出るメッセージ |
銀行名・支店名 | テキスト | LINE上で選択肢として表示される項目 |
ページレイアウトに上記の項目を追加しレコードタイプを作成します。
作成したレコードタイプを使用してレコードを作成します。
階層によってレコードに入れる値は異なります。
階層1には下記のように銀行名と支店名を聞くときのメッセージを入力します。