概要

本ページでは、送金機能を安全に実装するための手順を説明します。

送金手続きで注意すべき点は以下の通りです。

これらを防止するため、以下の手順に沿って送金の仕組みを構築してください。

仕組みの前提

送金対象者にアンケートを送信し、回答があればフォローアップレコードを自動作成するフローを構築します。これにより、対象者への送金が実行されます。

flowchart TD
  A[メッセージ配信(ボタン付き)] --> B[アンケート起動]
  B --> C[アンケートに回答]
  C --> D{回答が保存された?}

  D -- はい --> E[フロー起動]
  E --> F[フォローアップレコード作成]
  F --> G[送金処理実行]

  D -- いいえ --> H[送金しない(エラー/未完了)]

設定すべき制御

1. メッセージ配信とアンケートの設定

対象者へメッセージ配信を行います。メッセージ配信ではアンケートを送信します。

<aside> 回答を1回のみに制限することで、同じ人が複数回アンケートを回答することを防ぐことができます。 ただし、異なる端末から同時にアクセスされた場合、タイミングによっては重複送金が発生する可能性があります。この対策については後述します。

</aside>

2. 参照回答方式の質問設定

アンケートには、参照回答方式の質問を設定してください。この質問では、あらかじめ用意された対象者一覧を参照します。