Salesforce の数式で日付を操作する際、月単位の計算を「直接数字を足す」方法で行うと、月末やうるう年の影響で意図しない日付になることがあります。
月単位の計算では ADDMONTHS 関数を使用することが推奨されています。
ADDMONTHS 関数は、指定した日付に対して「◯か月後」または「◯か月前」を安全に計算できる関数です。
ADDMONTHS(開始日, オフセット月数)
日付に対して「+30」や「+31」など直接日数を加えたり、DATE 関数で月だけを +1 する方法は、想定外の日付を生む原因になります。
理由は以下のとおりです。
月は 28・29・30・31 日と不規則です。そのため、「30日後」=「1か月後」ではありません。
たとえば、2月は28日や29日しかないため、単純な日数加算では意図通りに動きません。