2025年12月現在、Salesforceでは24時間ごとのフルバックアップが保存されていますが、これはシステム障害時の復旧用であり、ユーザがデータを取得することはできません。独自データを保存したい場合はユーザー自身で保存する必要があります。(SaaS利用における「共有責任モデル」の考え方に基づいています。)(なお、データは複数のアベイラビリティゾーンに分散され永続したストレージに暗号化して保存されています。高い可用性を実現できており、データセキュリティ上は問題ありません。)
ユーザーによるデータ保護としては、指定項目のCSV等の日次メール送信や、CSVデータの週次クラウド保存(ダウンロードは48時間以内)、項目ごとの変更履歴の表示などが可能です。
参考
手動でExcelやCSVファイルを出力する場合は「エクスポート」

定期的にメールする場合は「登録」

手動のバックアップや週次の自動バックアップが可能です。
設定>データ>データのエクスポート で「今すぐエクスポート」か「エクスポートをスケジュール」を選択します。画面の案内に沿って設定してください。
エクスポートファイルが準備されたら、ダウンロードできるURLがメールで通知されます。(48時間を経過するとエクスポートファイルは削除されます。)

バックアップが必要なオブジェクトを指定する画面で申請オブジェクトと予約オブジェクトを設定した例: